アンガーマネジメント④怒りの2つの原因「一次感情」(ヨハネ7:37)

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カウンセリングの世界では、怒りは二次感情と言われています。 
どういうことかというと、怒りの裏側には、本来分かってほしい感情である『一次感情』があるというのです。 

つまり、こうあってほしいという期待や理想が裏切られ、分かってほしいと思うことが分かってもらえなかったときに怒りは生まれるということです。
この「一次感情」こそ、怒りの2つの原因のひとつです。

 聖書は、満たされない心の一次感情を、キリストに持っていきなさいと言っています。 

さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立ち上がり、大きな声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。

聖書(ヨハネ7:37

イエス様は、人々の心の中には潜在的な「渇き」があることを知っておられました。
ここでの渇きとは、喉の渇きではなく、心の渇きです。

この心の渇きこそ、怒りの裏側にある『悲しい』『つらい』『寂しい』『不安』『苦しい』という一次感情です。

これらの一次感情は罪ではありません。
しかし、この感情が解決されないまま鬱積し、「誰も俺をわかってくれない」「あの人はもっと〜するべき」と火がついた瞬間、二次感情である怒りが生まれるのです。

つまり、私たちは怒りをコントロールする以前に、この根本的な満たされない心の渇きである「一次感情」を処理する必要があるのです。

この一次感情を満たせるのは、神様しかいません。 
私たちの弱さを担い通られたからこそ、同情してくださるのもイエス様のみです。 

このイエス様のもとへ行くなら、聖霊が心の奥底から溢れ出て、満たされると書いています。

わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」

聖書(ヨハネ7:38

生ける水の川とは、神の霊である聖霊です。
聖霊に満たされるならば、『悲しい』『つらい』『寂しい』『不安』『苦しい』という感情が、喜びへと変わります。

今、コントロールできない怒りに悩まされているでしょうか?
今日、一次感情に目を向けましょう。

辛い、苦しい、悲しい、疲れた、恐い、心配、絶望、孤独、これらの弱さを持っていることを認め、イエス様の十字架の前に持っていくのです。

今日の祈り 今日の祈り
神様、心に満たされない感情があります。聖霊で心を満たし、根本的に解決してください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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