今日は「クリスチャンって誰のこと?」という疑問について、
聖書にどのように書かれているのか説明していきます。
このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、
少しディープな問題、普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
洗礼を受けて数カ月の筆者みずきが、ゆうき牧師に質問をしていき
聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。
この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね!
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします!
クリスチャンってそもそも誰?
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今日はクリスチャンQ&Aということで「クリスチャンって誰のこと?」
というテーマで、2021年に洗礼を受けたばかりのみずきさんと一緒に
この疑問について答えていきたいと思います。
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今日もよろしくお願いします!
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みずきは、クリスチャンって誰のことだと思う?
![みずき](https://www.biblelifecoach.net/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4435-150x150.jpg)
今まで私の身近にクリスチャンがいなかったんです。
なので特に注目して考えたことも無かったんですけど、
ただ漠然と「十字架のついた建物に通ってる人」って思っていました。
屋根の上に十字架乗ってるから「あれ、教会なんだろうな」って思って、
「あそこに入っていくってことはクリスチャンってことか」と思う。
それしかクリスチャンかどうかを考えるきっかけはありませんでした!
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建物に入っていくところ、見たことあるんだ?
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私の住んでいた地元に、古い教会があったんですよ。
調べてみたら、プロテスタントなんですけど。
そこに同じ小学校の子供がいて、牧師先生の子どもでした。
「その子や、あの建物に通っている子が、クリスチャンってことなんだろうな」
ぐらいにしかイメージはなかったですね。
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そうだったんだ。今、自分がクリスチャンになってみて、分かったこととかはある?
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調べてみたんですが、クリスチャンという言葉の語源がギリシャ語で「クリスティアノス」
直訳日本語ですると「小さなキリスト」とか「キリストに似た者」、
「キリストに属する者」みたいな意味があって、洗礼を受けた者だけに与えられる称号
と書いてあるのを見ました。
あとは、聖書に以下のような箇所を見つけました。
弟子たちは、アンティオキアで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった
使途の働き 11章26節(後半)
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聖書では「キリスト者」という日本語の訳になっているようで、
それがいわゆるクリスチャンのことを指すのかな?と思いました。
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なるほど。結論を言うと、クリスチャンというのは
「イエス・キリストを信じている人」のことです。
当時は洗礼で信じているかどうか分かってたので、
洗礼を受けてる人でもいいんですけれども、基本的には「信じている人」のことを指します。
イエス・キリストを信じている人のこと
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語源はクリスティアノスですね。
この「クリスティアノス」というのは自分たちが「私たちはクリスチャンです」
って言ったんじゃなくて、
信じてない人たちが信者を軽蔑するために使ってた言葉って知ってました?
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知りませんでした。自分たちで言っていたんじゃなかったんですね!
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今ではそれが「私、クリスチャンです」みたいに自称する言葉にもなっているね。
「クリスティアノス」って、本来は自分たちでは使わなかったので、
当時のイエス・キリストを信じている人たちは、
自分たちのことを「弟子」とか「聖徒」「この道の者」という風に聖書の中で言っています。
クリスチャンとは、自称ではなく他称だった!
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みずきが自分で調べてくれてたんだけど、
新約聖書では3回クリスチャンっぽい言葉が出てきます。それが「キリスト者」。
先ほど出てきた、使途の働き 11章26節では
キリスト者と呼ばれるようになったと書いています。
「呼ばれるようになった」ですよね。
二つ目は使途の働き 26章28節
三つ目は第1ペテロの手紙 4章16節に出てきます。
するとアグリッパはパウロに、「おまえは、わずかな時間で私を説き伏せて、キリスト者にしようとしている」と言った。
使徒の働き26章28節
しかし、キリスト者として苦しみを受けるのなら、恥じることはありません。かえって、このことのゆえに神をあがめなさい。
第一ペテロの手紙 4章16節
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こういうふうに出てきます。
ポイントは、「キリスト教徒=クリスチャンという意味ではない」ということを、
今日覚えて欲しい。
どういうことだと思います?
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どういうことだろう?イコール=だと思っていました。
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みずきって、キリスト教に入信したって思ってる?
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そんな風には思っていないですね…なんか変な感じがします。
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周りの人から見ると、「みずきさん、キリスト教でしょ?」
「キリスト教っていう宗教を信じてるでしょ?」「入ったんでしょ?」
という感覚なんだけど、聖書を見ると違和感がある。
キリスト教っていう宗教は、まず聖書に出てこないよね。なぜならそれが真理であるから。
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たしかに、聖書の中に「これは数ある宗教のうちの一つです」なんて書いてないですよね。
![ゆうき牧師](https://www.biblelifecoach.net/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4858-150x150.jpg)
宗教に入った感覚はないよね。それは、周りの人が括っているだけ。
「イスラム教徒でもないし無宗教でもないし、キリスト教でしょ?」って。
だけど僕らは別にキリスト教に入信した訳でもないし、
信じたから教会に通っているというだけです。
クリスチャンというのはキリスト教徒っていう意味でもないし、
そもそもクリスチャンの人たちは自分がキリスト教徒っていう認識はない
っていうのは、覚えてほしいなと思います。
しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。
ヨハネの福音書 1章12節
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つまりクリスチャンというのは、入信したとか、クリスチャンになる、なった!と言うよりも
イエス・キリストを信じている人ということです。
信じた人は新生があります。新生ってわかります?
信じた人には「新生」がある
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新しく生まれ変わるってことですか?
イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに言います。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
ヨハネの福音書 3章3節
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つまり、信じてないと生まれ変わるということはない。ちょっと難しい話ですけど。
ということは、キリスト教に入信したから生まれ変わる訳でもないし、
自分のことをクリスチャンって言ってるから生まれ変わる訳でもない。
本当に、マジでイエス・キリストを信じてるから、
結果として「あの人クリスチャンだな」って言われるのは
OKですけども、その順番が重要です。
だから世界の中で「私、キリスト教ですよ」って言っているけど、
イエス・キリストの十字架信じてない人もいます。
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え?そうなんですか?
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「親がクリスチャンだから多分私もクリスチャン」みたいなのは、
日本でいう仏教徒のような感じで、括りで言えばそう、みたいなイメージです。
クリスチャン=本当に神を信じてるというのとは、ちょっと違う時がある、ということです。
まとめ
Q「クリスチャンって誰のこと?」
A「イエス・キリストの十字架と復活を信じる人のことです。」
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クリスチャン=キリスト教信者、親がクリスチャンだから自分も…ではない!
ということですよね。
なので、私が思ってた十字架が付いている教会に通っている人=クリスチャン
とも限らないということですね。
![ゆうき牧師](https://www.biblelifecoach.net/wp-content/uploads/2022/02/IMG_4858-150x150.jpg)
信じていないけど、教会に通う人はいますからね。
「クリスチャン」って結構重要なテーマなので
次回も、このクリスチャンについて話していきます。
クリスチャンってどんな人?固い人、良い人、聖人?
それとも弱っちい、ダサい人の集まりなの?
という、皆さんの考えるイメージは実際のところ、どうなのかについて
みずきさんとまた説明していきたいと思います。
次回もまた、お会いしましょう!
読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。