人間は哺乳類の一種であり、人間を特別扱いしているキリスト教は傲慢なのではないですか?「人間が特別って傲慢じゃない?」

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今日は「人間は哺乳類の一種であり、人間を特別扱いしているキリスト教は傲慢なのではないですか?」
という疑問について、聖書にどのように書かれているのか説明していきます。

このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、
少しディープな問題、普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
札幌ガーデンチャーチの洗礼者第一号の、吉田こうきさんから
ゆうき牧師に質問をしていき、聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。

この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね!
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします!

疑問「人間は特別な存在って、傲慢では?」

こうき
こうき

学校で教わってきたことの知識で言うと

人間は哺乳類の一種だし、動物の一種族ですよね

でも聖書とかクリスチャンの視点で言うと

人間は特別扱いじゃないですか。


他の動物に比べて「人間は特別」って

すごく傲慢に感じるんです。


動物の中の一種でしかないのに

何で人間だけ別格にしてるんだ?

という風に思っていました。

ゆうき牧師
ゆうき牧師

なるほど。
まず結論から言うと「人間は特別」です。

聖書の中で、動物とは明らかに創造のプロセスが違います。

創世記の2章7節に以下のように書かれています。

大切なのは、創造の段階ですでに
「人間は特別扱いをされている」
ということなんですよ。

神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。
それで人は生きるものとなった。

聖書(創世記2・7)

人間は創造された段階で特別

ゆうき牧師
ゆうき牧師

創造のクライマックスで作られていて、

他のものはGOODしか書いてないのに

人間を作った後「VERY GOOD」って言っているんですよ。

これは差別、区別です。

聖書にはっきりと
「人間だけが神の形として創造された」と書いています。

神の息が吹き込まれたのは人間だけなんですよ。

動物と人間には、明らかな隔たりがあります。

人類と動物が、仮に平等だとすると…?

ゆうき牧師
ゆうき牧師

次に、人間だけ特別扱いではないですか?

それって傲慢じゃないですか?っていう疑問について。

特別扱いしないのであれば、

他の哺乳類と人間は平等で公平にする必要があると思います。

例えば、動物を殺すことは絶対ダメですよね?

肉食も絶対駄目ですよ。毛皮も駄目。

平等な立場で殺すのは、虐待、虐殺でしょう。

ペットとして飼うことも駄目です。

なぜなら、人間の立場が上になってしまうから。

もしくは、平等だったら

本能のままに動物を虐待しても

OKという立場もあります。

人間に与えられた力を使って、動物をボコボコにして。

動物同士だから、フェアだからいいだろうと。

人間は銃を使えます、知能もある。

でも動物がいきなり、拳銃を持って人間に「カチャ」って
やらないじゃないですか。


ですのでおそらく、人間は全部の動物を殺すことができてしまいます。

これは論理的に言うと「平等なら」OKですよね。

でも、やっぱりどこかで平等だと思ってないから

保護しなきゃっていう人がいるわけです。

そっちの方が傲慢になってませんか?

傲慢ではなく、管理者として造られた

ゆうき牧師
ゆうき牧師

聖書の中では

人間と動物は全く平等だとは書いていません。

人間は神の形として作られているので

責任があるんです。

力っていうのは、コントロールするためにあるのではありません。

神さまが与える力やリーダーシップ、権威というのは、本来良いものなんです。

人を愛し、世話するためにあるものです。

世の中が良くなって、みんなが幸せに暮らせるように

それぞれが神さまから与えられた賜物があります。

力のある人は力、知恵がある人は知恵のように。


人間には、動物をお世話する責任があるよって考えると

さっき話していた、動物の虐待はOK?

逆に、全く何もしちゃいけない?っていう

両極端な話ではなくて、

みんなが幸せに暮らせるように

お世話する、全滅しないようにする。


特別扱いをするのがおかしいって考えるなら、

足が折れた動物を見つけても

ほったらかしにしておくってことですよね。


平等だったら、自然の摂理で

自然淘汰の中で生きていってくださいって話です。


でも人間は、それを無慈悲だって考える良心があるんです。

その良心は、どこから来るか?というと

神の形に作られたからなんです。

まとめ

Q 「人間は哺乳類の一種であり、人間を特別扱いしているキリスト教は
傲慢なのではないですか?」


A 「聖書には人は神の似姿に作られたと書いており、

他の動物とは明らかに区別されています。
傲慢なのではなく、管理者として作られたのです。」

人間は特別な存在として作られていると聖書に書かれています。

動物をいたわったり、虐待したら駄目、という風に思うのは人間だけです。

特別扱いしてるのは傲慢では? と考える人がいますが
「人間は動物を大切にすべき」と思ってる時点で
それは僕たちが動物とは違う、動物を管理すべき特別な存在であると
自認してることではないでしょうか。

「人間は神が造った特別な存在である」

愛を持って管理する側として、慈しみを持つ存在として神様に作られたのです。

これからも、分からないことや聞いてみたいことがあれば
YouTubeのコメント欄にお願いします!
このようにして、動画やブログを通して、聖書の価値観から解説して行きたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。

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