神がいるなら、なぜ幼い子供が虐待され殺されるような無慈悲な事件が起こるのですか?「神はなぜ悪を止めないのか?」

この記事は約6分で読めます。

今日は「神はなぜ悪を止めないのか?」という疑問について、
聖書にどのように書かれているのか説明していきます。

このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、少しディープな問題、
普段はなかなか聞きにくい内容…等について、
札幌ガーデンチャーチ洗礼者第一号の、吉田こうきさんから
ゆうき牧師に質問をしていき、聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。

この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね!
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします!

なぜ神がいるのに虐待や殺人が起こるの?

こうき
こうき

インターネットに書いてあった疑問なんですが

神がいるなら、なぜ幼い子供が虐待され殺されるような

無慈悲な事件が起こるのですか?

神はどうして止めてくれないのですか?

というのがありました。

僕は、これをテーマにした映画を知っていて

映画の中でも「神はいないんじゃないか?」

「神がいるなら、どうしてこういう酷いことが起きるのか?」

というような言葉が出てきます。

ノンクリスチャンの時は僕も

「本当に神さまいるのかな?」

「神さまがいるんだったら、

幼い子供が虐待され、殺されたりとか

何も悪いことしてないような人たちが

急に自然災害でいなくなってしまうとか

どうして起こるのか?」

と考えたことはあります。

ですので今回の疑問は、

確かに分からなくはないなぁと思いました。

ゆうき牧師
ゆうき牧師

なるほど。
確かにどうして?と思いますよね。


聖書を見ると「人間のせい」と言うことしかできません。

結論「人間の罪のせい」

ゆうき牧師
ゆうき牧師

あくまでも、人間が虐待することを選択している。

その人間のせいです。

それは神さまに責任はないですよね?

じゃあ「どうして神さまは止めてくれないのか?」っていう

話なんですけども、

止める=世の終わりが来てしまうんです。

神がどこまで介入するのか?

ここに介入しちゃったら、もう終わりでしょうね。

その時が再臨、イエス・キリストが来て

もう全て止めて、全部神の基準で裁く。

今はグレーだから

無慈悲なことが起きても

野放しになっている部分がありますね。

本気で僕らが止めてくださいよって祈ったら

もう全部止まって

整理してくれると思います、神さまが。

でも同時に、僕らも整理されるということです。

罪のボーダーラインはどこか?

ゆうき牧師
ゆうき牧師

この世の中で今「悪者がのさばっている!」

と思う気持ちは分かります。

でも神の目から見たら

僕らも悪い部分、罪があります。

だとしたら、どこまで悪い人が死んでも良くて

どこまでピュアな人は許されるのか?

色々な細かいところを

どういう線引きでジャッジするのか?
って考えた時、罪っていう線引きで言うと

人間全員が裁かれないといけないですよね。

こうき
こうき

確かに。神さまから見れば、人間はみんな罪人ですもんね。

ゆうき牧師
ゆうき牧師

僕は人間のせいって言ったんですけど、

行為者は誰か?を整理する必要があると思っています。

虐待しているのも、殺人しているのも神ではなく人間

ゆうき牧師
ゆうき牧師

誰が子供を虐待しているのか?

神様が子どもを虐待しているのか?殺してるのか?

直接的に、神様は手を下してないですよね。

人間の中の誰かが虐待しているんです。

なぜそのようなことが起きるのか?

なぜ止めることができないのか?
っていうのは、本来は神じゃなくて

その犯罪者に聞く必要があります。

裁判制度、警察、法律

日本は整ってますが、

人間の責任の範囲で管理しているんですけど

そのシステムは、人間が作ったものなので

完璧には機能してないっていうことでもありますね。

こうき
こうき

確かに、人間同士で管理し合っているんですからね。
欠けがないわけがない。

ゆうき牧師
ゆうき牧師

今回の疑問は、一見は神様のせいにしているけど

逆に神さまを信じてる感じがしますね。

神さまが本当はいてほしい!

止めてほしい!

無慈悲な事件を裁いてほしい!

いるならしてくれるはずなのに

神さまは、いないんですか!?みたいな

そういうような叫びに聞こえますよね。

こうき
こうき

辛いけど、みんなが気付いて

自分の罪を悔い改めて

みんな神様を信じて、お互い愛し合うみたいなところに

世界が向かっていくことを

神様が待っているような気もします。

神様が人間に委ねていること

ゆうき牧師
ゆうき牧師

私もそう思ってます。

神が全部介入し過ぎると、人間が神に依存して

最終的に全て神のせいにしていくので

それは本当の自立じゃないですよね。

ここはやっぱり人間に委ねられてっていうことです。

だから神さまは非常に人間を大人扱いをしている、

期待されているとも言えます。

「どうにかしてください、神さま!」

っていう叫びがある。

だから、イエス・キリストは

2000年前にこの地上にもう既に来られて、

罪に対しては全部終止符を打ちました。

人の罪によって、

間違ってしてしまうこと

分かっていてもできないことを

悔い改めれば赦すと、神様は言っています。

同情してくれる神さまは

犯罪者に対しても同情します。

もちろん悪いものは悪いです。

だからこの世で悪いことしたら裁判で裁かれて

もしかして死刑になるかもしれない。

でも本当にその人が

してしまった罪に対する処刑は受けるけれども

十字架の前で

「イエスさま、ごめんなさい

この人生は終わるかもしれないけれども

天国にいさせてください」
って告白して、赦しを受けるのが

悔い改めと、神さまの愛ですよね。

まとめ

Q「神様はなぜ、虐待や殺人などの悪を止めないのですか?」
A「神様のせいではなく、人間の罪のせいです。」

もし、神様の基準でこの世界を裁けば
それはイエス・キリストの再臨であり、この世の終わりです。

罪がない人間はいません。
神様は私たち人間が、自分の罪を認め、悔い改めることを待っています。

そして神様からの赦しを得て、神さまを愛し
人間がお互いに愛し合える世界になっていくことが
虐待や殺人などの悪を、食い止める唯一の方法であることを
今日も私たちは信じ、祈りたいと思います。

これからもこのQ&Aで、さまざまな疑問に
答えていきたいと思いますので
分からないこと、聞いてみたいこととなど質問があれば
YouTubeコメント欄でよろしくお願いします。

また次回お楽しみに!

この記事の内容は、YouTubeの動画でもご覧いただけます。

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