福音の本質「オンライン礼拝の落とし穴」聖書(ヨハネ1:14)

20200614
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ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。

聖書(ヨハネ1:14)

はじめに

コロナショックで私たちの生活様式が変わりました。
中でも一番大きいのが、ソーシャルディスタンス、テレワーク、オンライン会議です。

テクノロジーは、この危機を乗り越える大きな助けとなりました。

多くの教会も、感染や三密を避けるために、オンライン礼拝やメッセージのライブ配信を行いました。
また、多くのクリスチャンや教会がYouTubeをスタートしました。

これはとっても感謝なことです。
主を賛美します。

でも、緊急事態宣言の時、皆さんはどうでしたか?

オンライン礼拝や、自宅待機を100%喜び、全く問題がなかった。
これからもこれをメインで行こう!

そんな人はむしろ少なかったのではないでしょうか?

一人でいる寂しさや、オンライン礼拝に集中できない自分。
最初は大丈夫だったけど、精神が不安定になる自分。

僕は、最初は大丈夫でした。
でも、1ヶ月たったくらい。

日曜の午後にめちゃくちゃ落ち込みました。
寂しさが込み上げてきたんです。

コロナ対策で、礼拝後すぐ帰らないといけない。
礼拝は捧げた。
でも何か足りない。

みんなとたまに電話はしていた。

でも何か足りない。

顔を見て、メッセージを分かち合う。
同じ空間で時間を過ごす。

そこの部分がコロナによって、すっぽり抜けてしまった喪失感。

なぜ、このように感じたのか?
なんとなく理解はしていて、ことばでも説明できるけど、聖書にはっきりと書いていました。

オンライン礼拝はメインにならないからです。

オフラインの、このような人と人の交わりの代わりにはなりません。

なぜ?
「福音の本質は、肉の関わり」だからです。

福音の本質

ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。

聖書(ヨハネ1:14)

ここから、イエスキリストはどういうお方であるか?
福音とは何か?が説明されています。

この箇所は、三位一体の根拠としても使われ、異端に対する重要なポイントが学べます。

①ことばはイエス・キリストのこと

ことば=ギリシャ語でロゴスと言います。
しかし、当時のユダヤ教の背景を考えると、これはアラム語の「メムラ」で、三位一体の御子のことを表します。

一世紀のユダヤ人たちはラビ(ユダヤ教の教師)たちからこのメムラについて聞いていました。

  1. 「ことば(メムラ)」は神とは別のもので、神である、と教えました。
  2. 「ことば(メムラ)」は天地を創造した、と教えました。
  3. 「ことば(メムラ)」は救いをもたらす、と教えました。
  4. 「ことば(メムラ)」は神の見える形での現れ、と教えました。
  5. 「ことば(メムラ)」は契約の仲介者である、と教えました。
  6. 「ことば(メムラ)」は神の啓示を与える、と教えていました。

これは、どう考えても、三位一体の御子イエス・キリストのことです。

で、「ことば」はどうなった?

②人となっては「肉体となる」という意味。

三位一体の御子は、
ヨセフとマリアの長男、ナザレの大工イエスとして生まれました。

神がイエスという人となる。

6 キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、
7 ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、

聖書(ピリピ2:6-7)

なぜ、肉体を持った人になられたのか?
十字架にかかり私たち人間の罪を背負うためです。

そして、肉体として来られただけではなく、

③住まわれた=「天幕を張って住む」交わり

これは、最もわかりやすい神です。
肉体として交わってくださる。

私たちが理解できる、私たちが楽しめる交わりです。
瞑想ではありません。

イエス様は復活した後、朝食に魚を焼いて弟子たちと食べられました。

再臨後、このことが起こるのです。
私は、肉体をもたれたイエス様と一緒に住むと信じています。

これが、イエスキリストは誰であるか、つまり、福音の本質。

「福音の本質は、肉の関わり」

なので、オンライン礼拝はメインにならないのです。

神であるお方が、
肉体を持って
住まわれる

福音の本質。

神でなければ、ただの預言者。救いはない
肉体がなければ、十字架の身代わりはない。
交わりがなければ、親密さはない。神を知ることができない。

この本質が揺らぐと、分かってないと、次の危険が襲ってくる。

福音、礼拝、教会には交わりが不可欠です。

もし、礼拝が全てオンラインになったら、神が人として来られた意味もなくなります。

神様が、メッセージを最初からオンラインで配信すればよかったのです。
でも、あえて肉体を持って来られた。

オンラインやテクノロジーはあくまでもサポート手段。

オフラインの交わりに代わるメインにはなりません。

まあ、これは私たちが緊急事態宣言で家にずっといて、体験しましたよね?

人間は、生身の交わりがないと、満たされない心を持っているからです。

ちなみに、オンライン礼拝では、礼拝で大切な、聖餐式ができません。
もちろん、家でパンとぶどうジュースを用意すればできますが、
もともとは、キリストが本物のパンを手で裂いて食べたことに意味がある。
ひとつの身体。

そして、ぶどう酒もひとつの杯を回し飲み。

やるつもりはありませんが、意味を知っておくことは大切です。

なぜ、今日、神様がガーデンチャーチにこのメッセージを語ったのか?
それは、世の終わりには、この礼拝の本質を揺るがす流れ、ヴァーチャル化の波が強くなることが明らかだからです。

また、もっと現実的には、コロナの第二波は秋口に必ず来ると言われているので、今、ちゃんと心を一つにして、大切なものを見失わないように準備するためです。

この「福音の本質であるオフラインの交わり」をしっかり心に留めて理解しておかないと、
これから、私たちの信仰が脅かされる危険があります。

今の社会にあって行うべきこと

国家による見えない迫害

政府が主教活動の停止を命令→信教の自由は?
魂のケアは不要不急じゃないのか?→日本は大丈夫。
アメリカと韓国の例
司法省は実際に、ミシシッピ州グリーンビル市にあるキリスト教会が企画した「車に乗ったままカーラジオで説教が聞けるドライブイン礼拝」の参加者に対し、市が500ドル(約5万3,000円)の罰金を科した事件で市を非難する声明を発表し、市を訴えた教会側を擁護しました。これを受けて、グリーンビル市のエリック・シモンズ市長は、罰金と禁止命令の撤回を発表しています。
日本は不思議。でも、政府が禁じたら?
みことばの土台がない人は要注意。危機の時に恐れる。

自分の中に根がなく、しばらく続くだけです。後で、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。

聖書(マルコ 4:17)

停止する理由がある。
上に立つ権威に従う。
異端発のクラスター感染を予防する。
難しいけど、ここが教会としての力の見せ所。

バーチャル異端

1世紀末の異端仮現説(グノーシス主義)→二元論:肉体は悪で、魂や霊は聖なるもの。
コロナによって「生身の接触は危ないから」という理由で、本来の交わりが「悪」として非難、制限される可能性。
キリストが人となって来られたことを信じない異端は多い。

2 神からの霊は、このようにして分かります。人となって来られたイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。
3 イエスを告白しない霊はみな、神からのものではありません。それは反キリストの霊です。あなたがたはそれが来ることを聞いていましたが、今すでに世に来ているのです。

聖書(1ヨハネ 4:2-3)

こう命じるのは、人を惑わす者たち、イエス・キリストが人となって来られたことを告白しない者たちが、大勢世に出て来たからです。こういう者は惑わす者であり、反キリストです。

聖書(2ヨハネ 7)

反キリストは、イエスが人になって来たことを認めない?
ユダヤ教の指導者と手を組むことも納得できる。
イスラム教ではイエスは神ではなく預言者。
復活したイエスは、魚を食べた。人間としての交わりの大切さを示された。
肉体の交わりが必要ないなら肉体の復活はいらないし、40日も過ごす必要なし。

キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。

聖書(ピリピ3:21)

目に見える命への固執

福音の本質は永遠のいのち

自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者は、それを保って永遠のいのちに至ります。

聖書(ヨハネ12:25)

コロナ禍のクリスチャンの矛盾
肉体の接触を避けることで、肉体の命を大事にしてしまう。
本来→肉体と精神はひとつ。肉体の接触を避けると、魂が病んで、肉体も弱る。

明石先生の写真
全くこの通りですね。二つの相談コーナーがあるとのことですが、ややもすると、政府の役割であるはずの「安全」が、教会の中にさえ入り込んでいやしないでしょうか?罪からの救い、今の世からの救いが、教会に通う者たち自身が、コロナからの安全以上に、切実なものとなっているでしょうか?
面白いイラストですが、中身は結構シリアスです。二つの相談コーナー。左は政府の公共安全機関。右は教会です。どちらも迫りくるクライシス(危機)への対応を呼びかけていますが、「安全(safeセイフ)」相談には長蛇の列。「救い(saveセイブ)」の列には相談者ナシ。(英語でも片仮名でも、1字違い(fとv、「ふ」と「ぶ」)なのに大きな違いがあるのがミソです。)聖書には、「主の再臨は近い。終わりの日には天変地異が起こり、人々の愛が冷える。いつ来られてもいいように備えよ」とあり、人の救いの道が、イラストの聖句のようにはっきりと示されています。このイラストはこの世の現実ですが、教会(私たち)は、こんな時こそ、「救いのメッセージ」をしっかり語らなければならないのですね。

じゃあ、ガーデンはどうする?
だからこそ、本質を見失わずに、以下のことを全力で注意して行く。
もし、緊急事態宣言がなされたら?

気をつけつつ、福音の本質である交わりを死守する。

世の光、世の塩である教会が、世の中の団体と全く同じに動くわけがない。
そもそも考えていることが違うのに、行動が一緒になる分けない。

皆さんにも知恵を伴う「信仰」が必要です。

  • 礼拝の三密を避けて、交わる。
  • 10~20人に制限して、それ以上は礼拝回数を増やす
  • マスクと消毒の徹底
  • 交通機関は使わない。
  • 聖餐式は、使い捨て容器などで工夫する。
  • できない場合は、訪問礼拝や家庭礼拝も考える
  • 聖書の権威内で政府に従いつつ、交わる。
  • 基本的に従う。証となる。
  • でもサタンも巧妙。集まるな(交わるな)と言われたら注意。
  • 信仰の自由が侵害されたら、声をあげて良い。
  • 魂が死ぬまで従う?線引きは明確にする。
  • テクノロジーを活用し、交わる。
  • 礼拝のライブ配信
  • Zoom会議

サポートしてのオンライン。
でも、実際に会うことを検討した方が良い。

終わりに

今日の箇所からわかること。

  • ①ことばはイエス・キリストのこと
  • ②人となっては「肉体となる」という意味。
  • ③住まわれた=「天幕を張って住む」交わり

これが、イエスキリストは誰であるか、つまり、福音の本質。

「福音の本質は、肉の関わり」

なので、
オンライン礼拝はメインにならないのです。

福音、礼拝、教会には交わりが不可欠です。

三つの危険

  • 国家による見えない迫害
  • バーチャル異端
  • 目に見える命への固執

じゃあ、ガーデンはどうする?
気をつけつつ、福音の本質である交わりを死守する。

礼拝の三密を避けて、交わる。
聖書の権威内で政府に従いつつ、交わる。
テクノロジーを活用し、交わる。

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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