祈りって何?神が何でも知っているなら、なぜ祈る必要があるのか?→祈りは神との〇〇

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はじめに

今日は、「祈りとは何か?」について解説します。
祈りと聞いて、このような疑問を感じることってありますよね。

誰に向かって祈るの?
神は何でも知っているなら、なぜ祈る必要があるの?
具体的に何を祈ればいいの?

この記事を読めば、「祈りって何?」がわかり、これらの質問に一言で答えることができるようになります。

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「祈りとは何か?」一言で言うならば、祈りとは、「イエス・キリストを通して、創造主なる神に対して語りかける神とのコミュニケーション」です。

1.祈りの対象

キリスト教の祈りの対象は、三位一体の神以外にはありません。聖人や天使も、祈りの対象とはなりません。

また、三位一体の神に向かって祈りますが、祈りの中で三位一体の神の役割や立ち位置に大きな特徴があるのです。クリスチャンのほとんどの祈りの場合、祈りは天の父なる神に対して、イエス・キリストの名を通して、聖霊の導きによって祈ります。
祈りの最後に「イエス・キリストのお名前によって」と言うのはとても大切なことです。本来、神と人間との間には、人間の罪ゆえに大きな壁があり、神に親しく呼びかけることはできませんでした。

しかし、イエス・キリストが人間の罪の身代わりとなって死んでくださったことでその壁が打ち壊され、神との関係が回復され、自由に親しく語り掛けることができるようになったのです。
そのように考えるならば、神に直接祈れるということ自体が奇跡であり、驚くべきことですね。

2.祈る理由

神は全知全能で、私たちの状況を全て知っているならば、なぜ祈る必要があるのかと疑問に思うかもしれません。確かに、理屈ではそうなりますが、これは神にとってみれば「可愛くない」疑問であると言えるでしょう。

なぜ祈るのか。その答えは以下の二つに集約できるのではないかと思います。

・神が求めているから

確かに、神は全知全能であり、人間が細かく状況や思いを説明しなくても、そのことを知っています。それでも神は、人間が神に祈ることを求めているのです。

なぜなら、祈りは神とのコミュニケーションの場であるからです。
良い父親は、いつも我が子のことを気にかけていて、我が子にとって必要なものが何であるかはよく分かっているでしょう。

だからと言って、我が子と話す必要はないと考える父親がいるでしょうか。
父親は、我が子との他愛もない会話そのものを喜びます。神と信仰者との関係はまさに親子関係です。神は愛する子の祈りそれ自体を求め、それを喜ばれるのです。

・人間にとって必要なことだから

人間は、神の考えていることや計画していることを全て理解することができません。生きて行く中で「どうして」と思うようなことがたくさん起こります。

また神がいるのになぜこのようなことがという試練や苦しみに合うこともあるでしょう。
果たしてそのような時、神を信じる者として、神に叫ばずにいられるでしょうか。

また、生活の中で神の素晴らしさや恵みを体験した時に、声を上げて喜ばずにいられるでしょうか。人間は機械ではなく、霊的な存在です。
霊的な存在である限り、そのいのちを活かすためには、神との対話と交流は必要不可欠なのです。

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもって捧げる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」

聖書(ピリピ人への手紙4:6-7)

3.祈りの内容

では、神に対して何を祈ればよいのでしょうか。
答えは、自由です。
祈りは神とのコミュニケーションですから、何でも祈ってよいのです。
ただ、自由に祈っていいと言われると、逆に何を祈ればいいのか分からなくなるでしょう。

そこで、聖書の中に登場する信仰者の祈りや、イエス・キリスト自身の祈りを見ていくと、その中で祈られるいくつかの共通の項目があることに気がつきます。神への賛美、信仰告白、悔い改め、信仰の決心表明、嘆き、訴え、願い、隣人へのとりなし、感謝などです。
何を祈るかももちろん大切なことですが、祈りの姿勢として何よりも大切なことは、神への信頼です。祈りは神をコントロールすることではありません。

また、正直に祈ることと、御心を求める祈りは矛盾しません。
詩篇の祈りも、イエス・キリストの祈りも、その時の自身のありのままの思いや願いを神に打ち明けていますが、言葉を注意深くみていくと、神は決して悪を働かない方であり、すべてのことを益として働かせてくださる方であるという信仰が見えてきます。

祈りの中で、私たちはギャップのある自分のわがままな思いと、神の御心が徐々に重なっていく喜びを体験することができるのです。

まとめ

  1. 祈りは天の父なる神に対して、イエス・キリストの名を通して、聖霊の導きによって祈る。
  2. 祈りは神とのコミュニケーション。神は愛する子との会話を望んでいる。また、信仰者にとって祈りは生きていく上で必要不可欠なこと。
  3. 何を祈るかは自由。聖書に登場する信仰者の祈りの言葉や詩篇、イエス・キリストの「主の祈り」などを参考に。祈りの姿勢として最も大切なことは、神への信頼である。

参考文献:「洗礼を受けたあなたのために『信仰生活』」(日本同盟基督教団教育局)
     「エッセンシャル聖書辞典」(いのちのことば社)
     「聖書入門.com」中川健一

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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