永遠の命って何?「永遠の命を持つことなんてはありえない?」

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はじめに

今日は、永遠のいのちとは何なのかについて説明します。

誰かから「私は永遠の命を持っている」と聞いたら、どんな反応をあなただったらしますか?

きっと「マジありえねぇ。サギ師っ」て、絶対に思いますよね。

「永遠の命」は過去から現代にいたるまで、エジプトや中国をはじめ、洋の東西を問わず世界中の人々が莫大な時間と経済を使って追い求めてきた神秘的なもので、実は誰の心にも程度の差こそあれ求めているものです。その求めの裏返しは死の恐怖を克服する解決の一つとしてかもしれませんね。

しかし、聖書の永遠の命の意味は単なる不老不死ではありません。

この記事を読めば、「永遠の命」の意味を聖書から知ることができます。

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永遠の命とは何なのか?

 永遠の命とは、イエス・キリストを通して神との関係が回復され、神と共に生きる者とされている状態のことです。 

3つのポイントで詳しく見ていきましょう。

永遠のいのちは神のいのち

聖書に、全ての人は、一度だけ死ぬことと、死んだ後に裁きを受けると書かれています。

そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、

聖書(ヘブル9:27)

つまり、聖書の言う「永遠の命」を持っているとは、「時間的な終わりのない仙人のような存在になる」ことを言っているのではありません。

私もあなたも、肉体的には必ず死を迎えます。

聖書に書かれた「永遠の命」は、 神様の命そのものであって、イエス・キリストのご自身を十字架上での犠牲によって私達に与えられた神の命です。 

罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。

聖書(ローマ 6:23)

その命はイエス・キリストを信じた信仰の結果として、神様から賜物(ギフト)として与えられます。

ギフトというからには、誰も「永遠の命」に対価を支払う必要はありません。もし対価を払えば、それは神からのギフトではなく、私達の苦労の結晶と命を「取引」をしたことになりますが、だれが十字架の死に値するだけの代価を支払うことができるでしょうか。イエス様は私の罪の身代わりとして、十字架にかけられたのです。

人の側から永遠を極めようとどんなに労苦しても誰にもそれはできません。事実、この世のどんな金持ちも王も得ることはできずにむなしく死を迎えなければなりませんでした。
永遠の命は神様の側から、神様ご自身を私達に知らせようと天から手をさし伸ばしてくださって初めて人が得ることができるのです。

神様は独り子キリスト・イエスを私達に与えられました。

永遠のいのちを持つ方法

では、誰がどのようにして「永遠のいのち」を持つことができるのでしょうか。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

聖書(ヨハネ3:16)

永遠の命は御子(イエス・キリスト)が神であり、自分の罪の身代わりとして十字架にかかられ、蘇られたことを信じるすべての人に与えられます。

永遠のいのちとは、唯一のまことの神であるあなたと、あなたが遣わされたイエス・キリストを知ることです。

聖書(ヨハネ17:3)

聖書は唯一の神、イエス・キリストを知ることが、永遠の命をえる道だと教えます。私たちが、初対面の方の人となりを詳しく知ろうと思う時、一番よい方法は何でしょうか。人づてにその人の評価を聞いても、その人を知ったことにはなりません。それは想像だけです。やはりその人のそばに行って、その人と出会って同じ時間を過ごすことがよいのは明らかです。

言い換えれば、永遠の命は、人がキリストと出会うことです。キリストのそばに行くことです。行って、どのような方なのか、なぜ十字架に架かられたのか、聞いてください。神様はきっと答えてくださいます。

「わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎを得ます。」

聖書(マタイ11:29)

永遠のいのちはイエス・キリストと共に歩む人生

神はまた、キリスト・イエスにあって、私たちをともによみがえらせ、ともに天上に座らせてくださいました。

聖書(エペソ2:6)

人がキリストと出会って、この方を信じると神は、それまでは「罪の中に死んでいた」(エペソ2:1)私達をキリストとともによみがえらせ、キリストとともに永遠のいのちを頂いて、キリストとともに神の御国で生きるものとしてくださるのです。

イエスキリストを知ることで、死に恐れおののいていた時のあなたは、その瞬間から過去のもとなり、神であるキリスト・イエスとともに歩む人生へと移されるのです。

まとめ

 ]永遠の命とは、イエス・キリストを通して神との関係が回復され、神と共に生きる者とされている状態のことです。 
  1. 永遠のいのちは神のいのち
  2. 永遠のいのちを持つ方法
  3. 永遠のいのちはイエス・キリストと共に歩む人生

参考:「キリスト教教理入門」(いのちのことば社)
   「聖書辞典」(新教出版社)
   「聖書辞典」(いのちのことば社)
   「ことばは神であった」(八尾福音教会)

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