ヨセフの仕事術②神と常にオンライン

ヨセフの仕事術②
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はじめに

今日も、引き続き、エジプトの総理大臣として、社会に影響を与えたヨセフについてお話します。

ヨセフは、たった一日でエジプトの総理大臣になり、エジプトで神として崇めれていたファラオからこのように言われました。

ファラオはヨセフに言った。「神がこれらすべてのことをおまえに知らされたからには、おまえのように、さとくて知恵のある者は、ほかにはいない。
おまえが私の家を治めるがよい。私の民はみな、おまえの命令に従うであろう。私がまさっているのは王位だけだ。」ファラオはさらにヨセフに言った。「さあ、私はおまえにエジプト全土を支配させよう。」

聖書(創世記41・39-40)

この時ヨセフは若干30歳でした。
なぜ、ヨセフが30歳の時にエジプトで総理大臣になるまで成功することができたのか?そのことを考えたときにそこまでのヨセフの働き方に注目するならば、ヒントが生まれると思います。
もちろんここで忘れてはいけない事は、ヨセフの仕事の仕方が成功の要因ではなく、あくまでも神様の計画と、神様の力によって彼が総理大臣になったと言う事は絶対に忘れてはいけません。

今日の記事では、創世記に出てくるヨセフの人生から、彼がいかにしてこれらの仕事を通して、社会に影響を与えたのかを聖書から知ることができます。

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ヨセフは、常に神様のみことばを土台にして、信仰的な仕事をしました。

当時は、モーセ五書も書かれていなかった時代です。

どう言うことか?
つまり、私たちの手元にあるような聖書がまだなかった時代です。

しかし、おそらく天地創造の話や、彼の曾祖父アブラハムの信仰の話は聞いていたでしょう。
そして、彼は、父ヤコブから神様がどういうお方か、何をすると喜ばれ、何をすると悲しまれるかを学んでいたはずです。

彼は、誰も見ていないところでも、断固として誘惑を退けました。

それでも彼女は毎日、ヨセフに言い寄ったが、彼は、聞き入れず、彼女のそばに寝ることも、彼女といっしょにいることもしなかった。

聖書(創世記39・10)

そして、常に神を証し、神に栄光を帰しました。

二人は答えた。「私たちは夢を見たが、それを解き明かす人がいない。」ヨセフは言った。「解き明かしは、神のなさることではありませんか。さあ、私に話してください。」

聖書(創世記40・8)

ヨセフはファラオに答えた。「私ではありません。神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです。」

聖書(創世記41・16)

彼の行動の基盤は、神様がアブラハム、イサク、ヤコブに語り続けてきたみことばです。
そして、何より、彼は彼自身に夢で語られた神様のみことばを信じていたのです。

ヨセフはファラオに言った。「ファラオの夢は一つです。神が、なさろうとしていることをファラオにお告げになったのです。

聖書(創世記41・25)

だからこそ、彼は成功を手にしたあとも、後に来る7年間の飢饉のために「エジプト全土を巡り歩いた」のです。

エジプトの王ファラオに仕えるようになったとき、ヨセフは三十歳であった。ヨセフはファラオのもとから出発して、エジプト全土を巡った。

聖書(創世記41・46)

なぜ、彼は7年間の飢饉が後に来ることがわかっていたのでしょうか?
天気予報を見たから?彼に予知能力があったから?頑張ってたら、たまたま起こった?

いいえ。

彼は、ファラオに対する夢で語られた神様の預言のみことばを信じていたからです。
まだ、起こってもいないことのために、行動することは強烈な信仰が必要です。

彼は、豊作の7年間、エジプト全土で作物を取り込み続けたのです。きっと、周りからは疑問や白い目で見られていたと思います。

「あいつは、ヘブル人の奴隷だったやつだよな。ファラオに気に入られたからって、何わけわからんことしてんだ。7年後に飢饉?起こる訳ないだろ!」※これは聖書に書いてないので、飯田の妄想です。

しかし、彼は周りの目や、間違ってたらどうしようという恐れがある中、彼はどうやって、みことばに堅く立ち続けることができたのでしょうか?
それは、彼がいつも聖霊に満たされていたからです。ヨセフは信じられないほどの誠実さを持って仕事をしていましたが、それは彼の力というより、聖霊の力でした。

聖書には何度も、「主がヨセフとともにおられたので」という理由が書かれています。

主がヨセフとともにおられたので、彼は成功する者となり、そのエジプト人の主人の家に住んだ。彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを彼に成功させてくださるのを見た。

聖書(創世記39・2-3)

しかし、主はヨセフとともにおられ、彼に恵みを施し、監獄の長の心にかなうようにされた。

聖書(創世記39・21)

監獄の長は、ヨセフの手に委ねたことには何も干渉しなかった。それは、主が彼とともにおられ、彼が何をしても、主がそれを成功させてくださったからである。

聖書(創世記39・23)

今日考えたい事は、あなたが働くときに最も大切な事は、神があなたと共におられるか?ということです。

仕事を遂行する力も神様からきます。
調子の良い時は高ぶらず、失敗したときに立ち直る力もまた神様からきます。

ぜひ、毎朝、神様今日も私と共にいてください。とお祈りしましょう。

しかもこれは、神様が祈れば私たちと共におられると言う意味ではなくて、聖書の御言葉の約束を信じる祈りです。

そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。

聖書(ヨハネ 14:16)

みなさん、みことばを信じて、仕事をしていきましょう。

神様があなたに語られたみことばやビジョンがありますか?
まず、信じてください。そして、その通りに行動してください。
毎日、聖霊に満たされ、祈り、みことばに立って行動するなら、みことば通りに社会を変えられる主を見るでしょう。

まとめ

それでは、今日の話をまとめましょう。

ヨセフはどのように、神様のみことばを土台にして、信仰的な仕事をしたのでしょうか?

神様がどういうお方かをそのまま信じ、神様が喜ぶことをして、悲しむことをしませんでした。
神様から見た夢が七年後に起こると信じ、その通り、仕事をしました。
彼には神様がいつもともにおられました。

次回は、「社会に影響を与える仕事した人の例「ヨセフ」③」について聖書から説明します。
乞うご期待!

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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