神様の計画って何?人生の計画を知る3つの方法「神の摂理の前には何をしても無駄なのか?」

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はじめに

今日は、聖書の中に書かれている、「神様の計画」について解説します。

人生について描かれる物語の中では「今さらあがいても仕方がない。それが私の運命だ」というセリフが時々、出てきますよね。皆さんはどうですか。人生はすべてがあらかじめ決まった線路の上を走っている列車のようで、まるで味気のないものだと考えたことがありますか。だれでも、きっと一度はそんな考えが浮かんだことがあると思います。運命や計画は時には心弾ませますが、一方で希望を失わせることもあります。

この記事を読めば、聖書に書かれた神様の計画がわかるようになり、将来と希望が私たちの人生に約束されているを知ることが出来ます。

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聖書は神様の計画について何と言っているのか?

結論を一言でいうと、 神様の計画は私たちの人生にとって最良、最高の支え です。

神様は計画を立てるのですか?

神様は計画を立てられます。

おまえは聞かなかったのか。
遠い昔に、わたしがそれをなし、
大昔に、わたしがそれを計画し、
今、それを果たしたことを。

聖書(イザヤ37:26)

ちなみに、私たちが計画を立てるのは旅行や登山など、普段とは何か違うことを始める前ですよね。神様もこの世界をお創りになる前に全ての計画をお立てになりました。まるで建築家が設計図を書く前に頭のなかで全体像を計画するように、神様の計画は初めに定められました。

でも、私たち人間が立てる計画と神様の計画が決定的に違うことは、神様の計画は決して変わらないということです。
私たちは計画がうまく進まないことがあると、計画を変更したり、そもそも、計画そのものを実行に移さないこともあります。旅行そのものをあきらめてしまったりしますよね。
しかし、神様の計画はどのような者にも変化することはなく、同じなのです。

  24 万軍の主は誓って言われた。
   「必ず、わたしの考えたとおりに事は成り、
   わたしの図ったとおりに成就する。
  27 万軍の主が計画されたことを、
   だれがくつがえせるだろうか。
   御手が伸ばされている。
   だれがそれを押し戻せるだろうか。

聖書(イザヤ14:24、27)

イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。

聖書(ヘブル13:8)

何のために神様は計画を立てるのですか?

究極的には神様の素晴らしさを人々が知ることが出来るように神様は計画を立てられます。

神は、みこころの良しとするところにしたがって、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。

聖書(エペソ1:5)

イエス様もこのように言われました。

あなたがたが多くの実を結び、わたしの弟子となることによって、わたしの父は栄光をお受けになります。

聖書(ヨハネ15:8)

しかし、神様の計画は神様のエゴというわけではありません。神様は立てられた計画の中に、神様の人々への愛がいかに大きいのかを示し、私たちが幸せに生きる為の救いの方法をお与えになられました。

わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っている──主のことば──。それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。

聖書(エレミヤ29:11)

ここには神様の計画は良い計画だとはっきりと書かれています。「もしかしたら」とか、「ある人にとっては」といったあいまいなことはそこにはありません。全ての人のために立てた神様の計画には平安と将来と希望があるのです。


人生は時に難しさや失敗が連続し、落とし穴から抜け出せないような気分になってしまうこともありますが、どうぞ絶望なさらないでください。
その時にも神様の計画は変わることなく働いており、その計画に身をゆだね、計画に従っていく時、計画をお立てになられた神様のご性質そのものが、その計画の中にも現わされていることを知ることが出来ます。そして、示される神様の性質は愛そのものなのです。

私たちは自分たちに対する神の愛を知り、また信じています。
 神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。

聖書(1ヨハネ4:16)

たとえそれが試練であったとしても、その中に神様が私たちに示したい神様のご性質が表されているのです。神の愛が明らかにされます。

自分への神様の計画を知るには?

いくつかの方法が聖書の中に記されています。

神様のことばである聖書を通して知る

聖書は神様から私たちへの手紙です。手紙には書いた人の思いが書かれているのと同じように、聖書には神様の思い、計画、私たちへの愛が完全に記されています。

神様のことばを信じて歩み出す時、次の計画が示される

信仰の人、と聖書の中では言われているアブラハムは神様から旅立ちを促されて、故郷を出発しましたが、その先にどこに行くのかは知らされていませんでした。
でも、その神様からの促しにしたがって出て行った後、自分から天の星の数のように、また海べの砂のように数えきれない子孫が与えられる約束を与えられました。

神様との会話である祈りを通して

聖書の神様は岩や動物のようではなく、私たちと会話や様々な方法で関係を持ちたいと願っておられる方ですので、祈りの中で神様の計画をより理解することが出来るようになります。

これら、様々な方法を通して神様は「良い計画」を私たちに教えてくださいます。
神様の計画を受け取っていく時、私たちの人生は平安・安心・安全、完全な守りの中に生かされていくのです。

 1主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。
 2主は私を緑の牧場に伏させいこいのみぎわに伴われます。
 3主は私のたましいを生き返らせ御名のゆえに 私を義の道に導かれます。
 4たとえ 死の陰の谷を歩むとしても私はわざわいを恐れません。
  あなたがともにおられますから。
  あなたのむちとあなたの杖それが私の慰めです。

聖書(詩篇23:1~4)

まとめ

結論を一言でいうと、 神様の計画は私たちの人生にとって最良、最高の支え です。

1.神様の計画は決して変わることがない
2.神様の計画は神様のすばらしさを現わす
3.神様の計画の中に私たちへの神様の愛が示されている
4.神様の計画を知る時、私たちの人生が豊かな方向へと変えられる

参考:聖書辞典(いのちのことば社)
   キリスト教教理入門(いのちのことば社)
   新キリスト教辞典(いのちのことば社)

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