三位一体って何?「キリスト教は一神教なのか?多神教なのか?」神が3人いるって本当?

この記事は約5分で読めます。
- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

はじめに

今日は、世界の宗教の中でも独特な教えの一つ、三位一体(さんみいったい)を解説します。

世界の三大宗教の中でイスラム教、キリスト教は一神教だということはよく知られていますよね。もう一つの宗教は仏教で、こちらは多神教です。一神教の宗教ではただ一人の神しか存在せず、他の神々はいないという教えですが、キリスト教の礼拝での説教や祈りでは「父なる神。子なるキリスト。聖霊なる神。」として、あたかも3人(神?)の神様がいるような言葉が使われることがあります。いったい、キリスト教は一神教なのか、多神教なのかどっちかわからなくなりますよね。

この記事を読めば、聖書の神がどのような性質を持っているのかがわかるようになります。そして、クリスチャンが誰を礼拝しているのかがわかります。

ゆうき牧師のYouTubeチャンネルでは、世の終わりについて聖書が何を言っているかだけにフォーカスを当てた聖書の終末預言シリーズ動画や、日常生活にすぐに適用できる3分の短い聖書のメッセージ動画をアップしています。「この世はこれからどうなるのか?」「聖書をもっと学んでみたいな」という方は、YouTubeのチャンネル登録をよろしくお願いします。

聖書は三位一体について何と言っているのか

一言でいうと、 聖書によって三位一体について明らかにされているのは、「唯一の神」である方が、「父なる神」・「子なるキリスト」・「聖霊なる神」という三つの位格を持つということです。 

唯一の神

聖書は旧約聖書39巻、新約聖書27巻の合計66巻に分かれており、著者は40人以上におよびますが、年代も背景も違う著者が一貫して証言するのは神は唯一であるという事実です。
例えば、旧約聖書の申命記ではこのように語られています。

4聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。
5あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
6私が今日あなたに命じるこれらのことばを心にとどめなさい。
7これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家で座っているときも道を歩くときも、寝るときも起きるときも、これを彼らに語りなさい。
8これをしるしとして自分の手に結び付け、記章として額の上に置きなさい。
9これをあなたの家の戸口の柱と門に書き記しなさい。

聖書(申命記 6:4~9)

この中で強調されているのは、神は唯一であるということ。神を自分の最大限の方法で愛せよです。また、自分が愛するだけで終わるのではなく、そのことを子供たちに良く教え、実物教育として手・額にみ言葉が書かれた紙を結び、扉の門と柱に書き記せというものでした。

また、新約聖書ではこの唯一の神がすべての創造主であると同時に、人の罪の贖いの犠牲となってくださったことを強調していて、私たちの存在自体が唯一の神のあわれみによることを記しています。

4・・・「世の偶像の神は実際には存在せず、唯一の神以外には神は存在しない」ことを私たちは知っています。
5というのは、多くの神々や多くの主があるとされているように、たとえ、神々と呼ばれるものが天にも地にもあったとしても、
6私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、この神からすべてのものは発し、この神に私たちは至るからです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、この主によってすべてのものは存在し、この主によって私たちも存在するからです。

聖書(コリント人への手紙 第一 8:4~6抜粋)

三位格

三位一体について人はすべてを理解できるのか

三位一体に関することを完全に理解することは不可能です。なぜなら、三位一体の奥義は神ご自身がご自身のことを人に明らかにされた「啓示」だからです。「啓示」を受けとめる時、人にとっては矛盾と思えることも起きるのです。つまり神ではない人間の理性ではそもそも神を理解できないという、人間と神の違いがあるのです。


ただし、天国においては神様は今よりも、少し多くのことを私たちに教えてくださるかもしれません。
なぜなら、三位一体の神には完全な調和があり、混沌としているものではないということ。またキリストと教会が夫と花嫁の関係にあることが記されていますので、天国で神様と顔と顔とを合わせる時に、より親しく語りあうことができるからです。

三位一体の神にはどのような位格があるのか

父なる神、子なるキリスト、聖霊なる神の三つの位格が聖書によって明らかにされています。すなわち唯一の神の本質のうちに、父、子、聖霊としてそれぞれ独立した三つの位格があります。

19ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、
20わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」

聖書(マタイの福音書 28:19,20)

父なる神と、イエス・キリスト及び聖霊との間にはどのような関係があるのか

神が愛してやまない人類の「救い」の成就において父・子・御霊がそれぞれ役割を果たしています。
【父なる神】   罪の赦しの犠牲としての御子をこの地上に送られた
【子なるキリスト】十字架での犠牲と死からの復活によって救いを完成した
【聖霊なる神】  人の心に罪を認めさせ悔い改めへと導き、イエスを救い主と信じる人を助ける

クリスチャンの礼拝の対象は誰か

クリスチャンは「唯一の神」を礼拝するように命じられていますので、「唯一の神」を礼拝し、かつその内にある「父なる神」も「子なるキリスト」も「聖霊なる神」もそれぞれに礼拝します。三位一体のすべてに対してひとまとめに祈ると共に、それぞれの向けて感謝と願いの祈りをささげることも適切なことでです。

まとめ

聖書は三位一体について何と言っているのか。

 聖書に啓示されている神は、「唯一の神」である方が、「父なる神」・「子なるキリスト」・「聖霊なる神」という三つの位格を持つということです。  

1.聖書において神は唯一の神です
2.神は私たちが最大限の方法で神を愛し、礼拝することを命じています
3.三位一体は「父なる神」「子なるキリスト」「聖霊なる神」の三つの位格があります
4.三位一体の神は救いの計画の成就においてそれぞれ役割を果たします
5.クリスチャンは唯一の神、父なる神、子なるキリスト、聖霊なる神を礼拝します

参考:聖書辞典(いのちのことば社)
   キリスト教教理入門(いのちのことば社)

タイトルとURLをコピーしました