クリスマスって何をして過ごすの?「クリスマスにしちゃダメなことは?」

この記事は約6分で読めます。


今回は、クリスチャンはクリスマスに何をして過ごしているの?
「クリスマスにしちゃダメなことは?」
という疑問について、聖書にどのように書かれているのか説明していきます。


このクリスチャンQ&Aシリーズでは、クリスチャンに関わる素朴な疑問から、少しディープな問題、
普段はなかなか聞きにくい内容…等について、洗礼を受けて2年の筆者みずきが
ゆうき牧師に質問をしていき、聖書をもとにわかりやすく解説していくシリーズとなっています。


この記事の内容はYouTubeでも話しているので、よかったらYouTubeも見てくださいね!
取り上げて欲しい疑問や話題があれば、ぜひYouTube動画のコメントでリクエストをお願いします。

クリスチャン、クリスマスに何してる?

ゆうき牧師
ゆうき牧師

クリスチャンって、クリスマスに何して過ごすイメージあります?

みずき
みずき

ノンクリスチャンは「クリスマスに恋人と過ごさないと寂しい」
みたいなイメージがありますよね。



でもクリスチャンや、海外の人たちにとっては、
家族で過ごす日だというのを聞いたことがあります。



なんで過ごす相手が家族と恋人、国によって違うの? と思いますし、

日本はクリスマスツリーを飾る家が多いと思うんですが

それ自体に何の意味があるのかとか、全然知られていないと思います。

なんでてっぺんに星があるのかとか、私も考えたことがありませんでした。

でも小さい時に、クリスマスの飾りつけは楽しかったし、
ツリーに星があるのも当たり前だったし

サンタクロースが出てきたりとか、みんなでパーティーしたりとかするけど

これって何のパーティー?って聞かれると、分かんない、という感じです。

ゆうき牧師
ゆうき牧師

じゃあ、クリスチャンはいったい何をしているのか?

もちろん、クリスチャンによってさまざまですけども、

結論は「礼拝」です。

クリスマスは「礼拝」

ゆうき牧師
ゆうき牧師

クリスチャンは、クリスマスの意味を知ってますよね。

クリスマスは、神が人となって生まれた日、
イエス・キリストが全人類を罪から救うために

この地上に来られた、誕生した日なんですよ。



イエス・キリストは人として生まれて34歳まで生きて、

十字架にかかって、最後、復活して天に上られました。



イエス・キリストが人間の赤ちゃんとして生まれた日に、

私たちのために生まれて来てくださった神さま、ありがとう

あなたは素晴らしい方ですという「礼拝」なんです。

みずき
みずき

これを聞くと、クリスマス=恋人と過ごすためのイベント
というイメージがどれほど本質と違ってしまっているかが
分かりますね…

クリスマスは恋人と過ごす日?

ゆうき牧師
ゆうき牧師

”恋人とのデートの日” これは完全に違いますね!

CMた企業とかが作り上げたイメージです。

クリスマスが礼拝なら、
本来は何のビジネスをしても儲からないですよね。

みんな教会に行って、教会でビジネスはないし

お金が動くことがないですよね。

だから、例えば七面鳥を食べたりとか

日本で言うとケンタッキー食べたりとか

クリスマスケーキを買うだとか

イベントだとみんな財布の紐が緩くなって買うんですよね。



イベントだから服も売れるし

恋人とデートに行くのでお店も混むし

プレゼントも買うし

それで恋人同士のドラマ映画もできるし…

みずき
みずき

イベントにすれば、とにかく、経済効果は抜群ですもんね。


クリスマス本来のかたちが、今は世の中でゆがめられてしまっていることを
クリスチャンとして認識しておくのは、大切なことですね。

クリスマスツリーの星

ゆうき牧師
ゆうき牧師

ちなみに、クリスマスツリーの、てっぺんの星はどういう意味か分かる?

みずき
みずき

イエスさまが生まれるよっていう、印になった星の話ですよね!
※マタイの福音書2章参照

ゆうき牧師
ゆうき牧師

そう、だから実はツリーの星は聖書的なんです。

だからといって、イエスさまの生まれた後の

初代教会、最初の教会がクリスマスツリーに星をつけて祝っていたか?
というと、おそらく祝ってない。

クリスマスはイエスさまが来てくれたことを祝う日だけど、

はっきり言ったら、別にそれって12月じゃなくてもいいじゃない?

イエスさまがこの地上に来られたっていうのは毎日祝えるし、

どちらかと言うと後付けで文化になっちゃったという感じですね。


ちなみに、色々調べられた結果

正確に言うと、イエス・キリストが生まれたのは
12月25日ではなくて、10月ぐらいと言われています。

クリスマスは12月25日じゃない!?

みずき
みずき

そうなんですか!?微妙にずれてる…

紅葉の中で、クリスマス

ちょっとイメージと合わないですね!

ゆうき牧師
ゆうき牧師

クリスチャンの私たちですら、12月じゃないと変な感じと思う。

そのくらい、クリスマスが文化になっているという背景があります。

とにかく、大切なことは家族と一緒に礼拝すること。

家族と一緒に教会に行って、礼拝を献げる。

家族で一緒に、イエス・キリストが

生まれたことをお祝いすることが、本質です。



12月25日ドンピシャかは色んな意見がありますが

だからといって、こだわりすぎないでください。

よくクリスチャンの中で

「イエス様が産まれたのは10月でしょ」って

聖書を勉強した人が話すことがあります。
「だから12月は祝わないですよ、それは嘘ですからね」
とかって言う人もいるんですが

クリスチャンが、イエス様の誕生を思って一斉に礼拝する機会が

1年に1回あることはいいことだし、

共通で覚えられますよね。

世界中のクリスチャンでない人に

「クリスマスはイエス・キリストが来た日なんですよ

それを礼拝する日なんですよ」って、伝えやすくなる。

みずき
みずき

みんな、クリスマスには関心がありますもんね。
これは宣教のチャンスでもある、ということですね!

ゆうき牧師
ゆうき牧師

関心があるのに、せっかくの宣教のチャンスなのに

厳密に12月じゃないからといって、クリスマスを祝わないっていうのは

それはちょっと行き過ぎ、もったいないなと思います。

それはあまりこだわらないで、
僕は12月にクリスマス礼拝を教会で行うのは良いと思います。

まとめ

Q 「クリスチャンはクリスマスに何をして過ごすの?」
A 「クリスチャンは、クリスマスに礼拝をします。
   イエス・キリストが、十字架に架かり、人間の全ての罪を贖ってくださるために
   この世に生まれてきてくれたことを感謝する日です。」


イエス・キリストが生まれた日が、12月25日なのかどうかについての
様々な説はありますが、議論をするよりも大事なことがあります。


とにかくイエス様が生まれてくれたから
今、私たちの罪は赦されて、感謝できるということ
罪から救われたんだ、というのをみんなで礼拝して感謝して祈る日、それがクリスマスです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。このメッセージはYouTubeでもご視聴いただけます。

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