【聖書の終末預言57】新しいエルサレム13の特徴後半「不老不死は存在する」(黙示録22:1-5)

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はじめに

今日は、「新しいエルサレム」の特徴後半について説明します。

昔からずっと人類が望むテーマのひとつ、「不老不死」。
死や老いに対する恐れから「不老不死」に憧れを抱くのは人間の性と言ってもいいでしょう。

すべての権力を手中に収めた独裁者たちも例外ではなく、彼らが最後に求めたのも若さと“永遠の命”でした。

ルーマニアの独裁者、チャウシェスクは、妻エレナの要求で1952年に「国立加齢科学研究所」を設立しました。
アンチエイジング治療の研究所は今も残り、世界中から多くの要人が訪れています。

北朝鮮の金日成(イルソン)も健康長寿に執着し、1976年に「金日成長寿研究所」を設立しました。
10代の処女の血を輸血する“若返り療法”を受けていたとされます。

現代では、IT業界で巨万の富を築いた大富豪が不老不死の研究に投資しています。
グーグル創業者のラリー・ペイジやセルゲイ・ブリン、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスらが100億円単位の資金を研究に投じています。
近年になって老化のメカニズムが徐々に明らかになり、「不老不死ビジネス」が数兆円規模の巨大市場に育つと見込んでいるからだそうです。

現在のところ、不老不死の「不老」の部分は、すでに実現してきているそうです。

事実、昔の40歳の方と、今の40歳の方の見た目の若さは違います。

例えば皮膚の状態を長期間観測した研究によると、栄養・健康状態の改善や紫外線に対する知識の向上などによって、昔に比べて日本人平均の皮膚状態が良くなっているというデータもあります。

ただ、完全に老いをなくせるのかといえば、疑問です。
特に「不死」という部分は、昔と比較しても、寿命は伸びたものの、全ての人が例外なく死んでいます。

聖書には死なずして天に引き上げられた人も出てきますが。

皆さんは、「不老不死」という考え自体、「聖書的じゃない!人間のエゴだ!」と切り捨てますか?
それとも、心のどこかで、「今後、テクノロジーで可能になるのか?」と思っていますか?

実は、聖書は「不老不死」という概念があり、それを可能にするものが創世記と黙示録に出てきます。

なんだと思いますか?

それは、「いのちの木」です。

エデンの園に善悪の知識の木と一緒に存在したいのちの木。

これを食べると永遠に生きると聖書にはっきり書いています。

後で一緒に見ます。

何が言いたいかというと、私たちが追い求めるものは聖書に書いているということ。
でも私たちは聖書を知っているようで、自分のものになっていないので、書いてあるのに、思い出せない、使えない知識になっているということです。

今日の記事を見ると、「新しいエルサレム」のイメージを通して、創世記のエデンの園からの聖書の流れがわかるようになります。
それにより、聖書の他の箇所に対する理解もより一層深まります。

最近は、聖書の終末預言シリーズという世の終わりについて聖書が何を言っているかだけにフォーカスを当てたYouTube動画をアップしています。「この世はこれからどうなるのか?」ということに対して少しでも興味のある方は、チャンネル登録をよろしくお願いします。

今日は、13の特徴のうち、後半4つを説明します。

A. 後半4の特徴(全13)

⑩いのちの水の川(22章1~2節前半)

1 御使いはまた、水晶のように輝く、いのちの水の川を私に見せた。川は神と子羊の御座から出て、
2 都の大通りの中央を流れていた。

聖書(黙示録22:1-2前半)

このいのちの水の川は二つの意味があります。

  • 一つ目は、字義どおり、実際の川が流れているということ。
  • 二つ目は、霊的祝福の象徴です。

二つ目がなぜ、重要かというと、神と小羊の御座から流れる川だからです。

ちなみに、千年王国には2つの川があると聖書に書いていますが、その川とは違います。

①千年王国→第4神殿の敷居の下から流れ出る川

彼は私を神殿の入り口に連れ戻した。見ると、水が神殿の敷居の下から東の方へと流れ出ていた。神殿が東に向いていたからである。その水は祭壇の南、神殿の右側の下から流れていた。

聖書(エゼキエル書47:1)

②千年王国→エルサレムから流れ出る湧き水

その日には、エルサレムからいのちの水が流れ出る。その半分は東の海に、残りの半分は西の海に向かい、夏にも冬にも、それは流れる。

聖書(ゼカリヤ書14:8)

⑪いのちの木(22章2節後半)

こちら側にも、あちら側にも、十二の実をならせるいのちの木があって、毎月一つの実を結んでいた。その木の葉は諸国の民を癒やした。

聖書(黙示録22:2後半)

いのちの木と聞いて、聞いたことあると感じた人。
鋭いです。

実は、いのちの木は創世記に出ています。

いのちの木は、エデンの園にあったからです。

神である主は、その土地に、見るからに好ましく、食べるのに良いすべての木を、そして、園の中央にいのちの木を、また善悪の知識の木を生えさせた。

聖書(創世記2:9)

しかし、アダムとエバは罪を犯し、「いのちの木」の実 を食べないようにと、神様にエデンの園から追い出されました。

22 神である主はこう言われた。「見よ。人はわれわれのうちのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、人がその手を伸ばして、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きることがないようにしよう。」
23 神である主は、人をエデンの園から追い出し、人が自分が取り出された大地を耕すようにされた。

聖書(創世記3:22-23)

このいのちの木は、新しいエルサレムで再登場するのです。

いのちの木の最大の特長は、創世記にあるように食べると「永遠に生きる」ということです。

いのちの木は、都の大通りの中央を流れるいのちの川の両岸にあって、 毎月12種類の異なった実を実らせます。

こちら側にも、あちら側にも、十二の実をならせるいのちの木があって、毎月一つの実を結んでいた。その木の葉は諸国の民を癒やした。

聖書(黙示録22:2後半)

この木の葉には、いやしの力があると書いています。

これは、どういう意味でしょう?

この葉が病気の薬になるということではありません。

なぜなら、新しいエルサレムには、病気も死もないからです

「諸国の民を癒やした」というギリシャ語は 「セラペイア」。
これは英語の「セラピー」の語源であり、病気にかからないような予防的な力があるという意味と解釈できます。

つまり、このいのちの木の木の実を毎月食べていれば、活力がみなぎり、結果として死ぬことはないという意味と言えます。

人類が追い求めてきた不老不死の答えが聖書に書いてあるのは面白いですね。
人間は不老不死を望む。でも、それを与えるものはこの世には存在せず、神のもとにあるということです。

⑫都の住民(22章3~4節)

3 もはや、のろわれるものは何もない。神と子羊の御座が都の中にあり、神のしもべたちは神に仕え、
4 御顔を仰ぎ見る。また、彼らの額には神の御名が記されている。

聖書(黙示録22:3-4)

呪いがないとありますが、なんの呪いでしょう?

これは、創世記でアダムとエバが罪を犯し、全世界にもたらされた呪いです。

罪の呪いはここですべて取り去られます。

そして、あらゆる時代で神を信じたものたちが、その都の住民となるのです。

また、ここでフィラデルフィアにある教会への約束が成就します。

わたしは、勝利を得る者を、わたしの神の神殿の柱とする。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書き記す。

聖書(黙示録3:12)

黙示録22:3-4と同じことを言っていますよね?
神の名前がおでこに記されるとは、神が所有する民であるという保証です。

⑬住民が王となる(22章5節)

もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、ともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは世々限りなく王として治める。

聖書(黙示録22:5)

新しいエルサレムには夜がありません。
神の栄光の光が都中に輝いているからです。

「彼らは世々限りなく王として治める」とはどういう意味でしょうか?

もちろん、王は神であるキリストです。

しかし、私たちも、王であるキリストの家族として共に治めるということです。

しかし、あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です。聖書(1ペテロ2:9前半)

この箇所では王である祭司とありますが、正確には「王族」という意味です。
ロイヤルファミリーです。

神が王だからです。

私たちが新しいエルサレムで治めるということは、他の箇所でも暗示されています。

2 聖徒たちが世界をさばくようになることを、あなたがたは知らないのですか。世界があなたがたによってさばかれるのに、あなたがたには、ごく小さな事件さえもさばく力がないのですか。
3 あなたがたは知らないのですか。私たちは御使いたちをさばくようになります。それなら、日常の事柄は言うまでもないではありませんか。

聖書(1コリント6:2-3)

B.で、何が大切なの?

 →創世記のエデンの園との対比 

創世記のエデンの園と、新天新地の新しいエルサレムには多くの共通点があります。

今日の動画ででいうと「いのちの木」ですね。

前回の動画で出てきた宝石で満ちているイメージも似ています。

あなたは神の園、エデンにいて、あらゆる宝石に取り囲まれていた。赤めのう、トパーズ、ダイヤモンド、緑柱石、縞めのう、碧玉、サファイア、トルコ石、エメラルド。あなたのタンバリンと笛は金で作られ、これらはあなたが創造された日に整えられた。

聖書(エゼキエル書28:13)

エゼキエル書の描写は、書いてある通り、エデンの園がどういう場所だったかというヒントになります。

「あなたは神の園、エデンにいて」のあなたは、サタン、元々の名前はルシファーです。

サタンの反逆と、アダムのエバの失敗によって、エデンの園はかつての栄光を失ったのです。

しかし、神様にはすでにこのエデンの園を回復するご計画がありました。
それが、新天新地、今日の新しいエルサレムなのです。

何かの本を読むときに、最初の部分と最後の部分が重要なように、聖書も、最初の創世記と最後の黙示録が大事です。

今日、覚えたいことは、創世記と黙示録は繋がっているということです。

創世記のエデンの園と、黙示録の新しいエルサレム。

創世記でエデンの園を追い出された人間は、黙示録の新しいエルサレムで再び神と共に住むことになるのです。

このエデンの園から新しいエルサレムまでの空白が、私たちの地上での人生です。

それを一言で言うなら、「神から離れてさまよう人生」

私たちは、エデンの園に存在したもの。つまり、神に与えられていた素晴らしいものを誰もが求めています。

  • 神よる守り。親密な関係。
  • 富や宝石、あらゆる美しいもの。
  • 生き続けるために必要な食べ物。
  • 神に与えられた仕事。

これらはエデンの園で神によって完璧に与えられていました。

しかし、エデンの園を追い出された人類はこれらのものを自分で手に入れなければならなくなったのです。

これが、罪を犯し、きよい神から離れた人間の悲劇、最大の不幸です。

しかし、神であるイエス・キリストが私たちの罪の身代わりになって、十字架で死に、三日後に復活されたことにより、私たちの罪は赦されました。
そのことを信じるだけで、私たちは神と近づくことができ、新しいエルサレムに住む約束が与えられます。

そこで、私たち人類が追い求めた全てが神にあって満たされるのです。

  • 神と罪のない人々との親密な関係。
  • 災害や戦い、離別、いじめ、苦しみや悲しみの存在しない世界。
  • 生きるために必要な食べ物。
  • 神に与えられた使命と仕事。

いまいちピンときませんか?

ピンとこないのが普通です。
聖書もそのように言っています。

しかし、このことは、「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、人の心に思い浮かんだことがないものを、神は、神を愛する者たちに備えてくださった」と書いてあるとおりでした。

聖書(1コリント書2:9)

見たこともない聞いたこともない、心に思い浮かんだことのない世界を神が用意してくださっていると言うことです。
つまり、私が先ほど、こんな世界だよといった説明も、想像できる限りは、天国を説明できていないと言うことです。

今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、そのときには顔と顔を合わせて見ることになります。今、私は一部分しか知りませんが、そのときには、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。

聖書(1コリント書13:12)

聖書を通してぼんやりと天国のイメージを持っていますが、あくまでぼんやりです。

じゃあどうしたらいいのか?

この後の箇所をご存知ですか?有名な箇所です。

こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。

聖書(1コリント書13:13)

こういうわけで、とはどういうわけ?

天国は、私たちには完全には想像したり、理解できないんだから、と言うことです。

だから、神を信じる信仰をしっかり持ちなさい。
そして、天国が素晴らしい場所であるという希望を持ちなさい。

ただし、愛が一番大事です。

愛がないと、どんなに素晴らしい天国でも意味ないよ。
神への愛。人々への愛。

みんなと一緒に永遠に暮らす楽しい世界。

これが、天国の最も中心の部分だよ。

そのように聖書は言っているのです。

どうでしょう?

新しいエルサレムという私たちの人生の最終地点から、聖書全体を読むと、スッキリしませんか?

まとめ

まとめましょう。

  • A. 後半4の特徴(全13)
    前半の9の特徴も一気にまとめます。
    ①小羊の妻である花嫁(9節)
    ②天から下って来る(10節)
    ③神の栄光がある(11節)
    ④城壁と12の門がある(12~13節)
    ⑤城壁の12の土台石がある(14節)
    ⑥めちゃくちゃ広い(15~17節)
    ⑦材質は純金と宝石(18~21節)
    ⑧神殿、太陽、夜がない(22~26節)
    ⑨聖徒たちだけが入れる(25~27節)
    ⑩いのちの水の川(22章1~2節前半)
    ⑪いのちの木(22章2節後半)
    ⑫都の住民(22章3~4節)
    ⑬住民が王となる(22章5節)
  • B.で、何が大切なの?
    →創世記のエデンの園との対比

次回は、黙示録の最後に何が書かれているのかについてお話しします。
ご視聴ありがとうございました。

参考資料:黙示録セミナー終末編/オメガミニストリーズ・オメガバイブルスタディー/ハーベストタイムミニストリーズ/メッセージステーション

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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