【聖書の終末預言㊽】大患難時代後半3年半のまとめ「世の終わりに起こることをスッキリ整理できる!」 (黙示録18章~22章)

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はじめに

今日は、大患難時代後半3年半に起こることを整理します。

これまでの記事では、大患難時代に起こることを出来事別に説明してきました。しかし、おそらく情報量が多すぎて、ほとんの部分を忘れてしまっているのではいでしょうか?黙示録は深く見ていくと、宝を掘るようにザックザク、さまざまな解釈が溢れてきます。それももちろん大事ですが、別に大きな視点を捉えると記憶に残りやすくなります。


これを読むと、難解な黙示録の全体像を整理することができます。大体のイメージが掴めるので、起こることが点と点で結ばれ、忘れにくくなります。


最近は、聖書の終末預言シリーズという世の終わりについて聖書が何を言っているかだけにフォーカスを当てたYouTube動画をアップしています。「この世はこれからどうなるのか?」ということに対して少しでも興味のある方は、チャンネル登録をよろしくお願いします。

黙示録の全体像

ポイントは2つだけです。

一つ目は、黙示録の6章から最後の22章まで、ざっくり書いてある出来事を並べます。黙示録は基本的に時系列で書かれているので、少し知識があれば、「あーなるほど」と知識が整理されます。時系列とは、時間の流れで起こる順番通りになっているという意味です。ちなみに、創世記や福音書は時系列順になっているので、ストーリーとして読みやすいですよね。でも、イザヤ書などの預言書は、時系列がぐちゃぐちゃなので、正直読みにくいのです。

黙示録は、世の終わりに向かって、時間の流れがほぼ真っ直ぐなので、わかりやすいです。もちろん、各出来事を象徴的に解釈すると、時系列は壊れます。そのように解釈する教会や牧師先生も多くいらっしゃいますので、どっちが正しいかという論議はここでは不要だと思いますが、私は、時系列に書いてあると解釈する方が自然だと思うので、起こる順番を書いている通りに並べていきます。

①黙示録の各章と出来事

A. 黙示録6~18章→大患難時代


・6~14章:大患難時代前半の3年半
・15章~16章:大患難時代後半の3年半
・17章:大患難時代前半の再記述(大バビロンの部分崩壊)
・18章:大患難時代後半の再記述(大バビロンの完全崩壊)

17章と18章の内容だけ、時系列には並んでいないようです。黙示録を書いたヨハネは世の終わりに起こることを幻としてみました。彼は、その幻を見た順番に記しています。17章と18章の幻は、大バビロンがどうなるかについてです。しかし、大バビロンは、17章で部分的に破壊され、18章で完全に破壊されるので、時間的には、大患難時代7年間の話です。本来、17章は、時系列で言えば、15章より前に起こる出来事です。

B. 黙示録19章→再臨


これについては、前回までの記事で説明しています。黙示録は、再臨によってイエス・キリストが地上にこられてチャンチャンではありません。再臨後の世界まで描かれています。もちろん、黙示録20章以降の解釈によっては、千年王国は、再臨後ではなく、今だとする学者や牧師もいます。私は、再臨後に起こる出来事として解説します。

千年王国や新天新地については、今後の記事で詳しく取り上げる予定です。

C. 黙示録20章→千年王国、サタンの反乱、白い御座の裁き
D. 黙示録21~22章→新天新地

②大患難時代後半(3年半)の出来事

A. 鉢の裁き(黙示録15章~16章)

大患難時代に起こる三つの大きな裁きパッケージの最後です。パッケージと言ったのは、それぞれの裁きが6つずつ含まれているからです。三つの裁きのパッケージは、封印の裁き、ラッパの裁き、そして鉢の裁きです。世の終わりには、疫病や地震などの災害がめちゃめちゃ激しく、しかも矢継ぎ早で起こるんだ。という理解でOKです。

B. 大バビロンの完全崩壊(黙示録18章)

黙示録17章も大バビロンの崩壊について書かれているますが、これは大患難時代の前半3年半に起こります。

C. 小羊の婚姻(黙示録19:1~10)

これについては、【聖書の終末預言㊻】 再臨3/4キリストはいつ来るのか?という記事で解説しています。

D. イスラエルの悔い改めと救いについて

黙示録では言及されていませんが、他の箇所に散らばっています。
マタイ23:39、ゼカリヤ12:10、ダニエル12:6-7、ホセア5:15, 6:1-3

まず、イエス様自身のことばです。

わたしはおまえたちに言う。今から後、『祝福あれ、主の御名によって来られる方に』とおまえたちが言う時が来るまで、決しておまえたちがわたしを見ることはない。」

聖書(マタイ23:39)


次にダニエル書です。

6 その一人が、川の水の上にいる、あの亜麻布の衣を着た人に言った。「この不思議なことは、いつになると終わるのですか。」
7 すると私は、川の水の上にいる、あの亜麻布の衣を着た人が語るのを聞いた。彼はその右手と左手を天に向けて上げ、永遠に生きる方にかけて誓った。「それは、一時と二時と半時である。聖なる民の力を打ち砕くことが終わるとき、これらすべてのことが成就する。」

聖書(ダニエル12:6-7)


そして、ローマ書です。

こうして、イスラエルはみな救われるのです。「救い出す者がシオンから現れ、ヤコブから不敬虔を除き去る。

聖書(ローマ11:26)


特にローマ書の「イスラエル」が何を表すかについては、長い歴史を通して、神学者や牧師の中でも分かれています。例えば、これを霊的イスラエル、つまり教会と置き換える解釈があります。「置換神学」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?私は、置換せずに字義通りに現代イスラエルと解釈します。

そして、大患難時代の後半は、キリストの再臨によって終わります。

E. 再臨(黙示録19 :11~21)

・ハルマゲドンの戦い
・反キリストと偽預言者への裁き
・サタンへの裁き

まとめ

まとめましょう。

①黙示録の各章と出来事
A. 黙示録6~18章→大患難時代
・6~14章:大患難時代前半の3年半
・15章~16章:大患難時代後半の3年半
・17章:大患難時代前半の再記述(大バビロンの部分崩壊)
・18章:大患難時代後半の再記述(大バビロンの完全崩壊)
B. 黙示録19章→再臨
C. 黙示録20章→千年王国、サタンの反乱、白い御座の裁き
D. 黙示録21~22章→新天新地

②大患難時代後半(3年半)の出来事
A. 鉢の裁き(黙示録15章~16章)
B. 大バビロンの完全崩壊(黙示録18章)
※黙示録17章も大バビロンの崩壊について書かれているが、これは大患難時代の前半3年半に起こる。
C. 小羊の婚姻(黙示録19 :1~10)
D. イスラエルの悔い改めと救い(マタイ23:39、ゼカリヤ12:10、ダニエル
12:6-7、ホセア5:15, 6:1-3)
E. 再臨(黙示録19 :11~21)
・ハルマゲドンの戦い
・反キリストと偽預言者への裁き
・サタンへの裁き

この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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