私たちは3つの声を聞きます。
- 人間の声(自分や他人)
- サタンの声
- 神の声
誰の声を1番に聞くべきかと聞かれれば、多くの人が、直感的に神様の声と答えます。
しかし、人生の苦難や危機のとき、人の声とサタンの声は大きくなります。
「なぜ、神がいるのにこんなことが起こるのか?」
周りに人もあなたを訴えるかもしれません。
「あなたが〇〇をしたから、こんなことが起こったんだ」
サタンも、「神はお前を愛していないからだ」「お前が悪うことをしたから罰を受けているんだ」とどんどん訴えます。
「サタン」は、ヘブル語で 「敵対者、誘惑者」 を意味し、キリシャ語では「ディアポロス」といい、「訴える者」という意味です。
しかし、それらの訴える声は嘘です。
神様は、私たちを訴えておられません。
聖書には、イエス様を信じるすべての人に適用できる神様の声が書かれています。
①神の無罪宣告
だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。
聖書(ローマ8:33)
あなた自身であろうが、友達でも家族でも、サタンでも、訴えることはできないと言っているのです。
なぜなら神様が、「あなたに罪はない」と認めておられるからです。
罪の罰は十字架上で、キリストが受けられました。
②神の祈り
だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。
聖書(ローマ8:34)
十字架によって、私たちに対するすべての罪の責めは無効になりました。
しかも、イエス様は、私たちのために「とりなし」つまり、祈ってくださっています。
何を祈ってくれているのでしょうか?
私たちが、神の愛を信じ続けることができるように。
私たちが、訴える声に負けることがないように。
私たちが、これ以上、罪を犯し続けることがないように。
ローマ書を書いた伝道者パウロこそ多くの苦しみを経験しました。
病気や事故、経済的な危機、人間関係のトラブル、教会内の問題など、とにかくたくさんありました。
しかし、そんな絶望的な状況を通ったパウロは、そんな時でも神の私たちへの愛は絶対に変わらないといっているのです。
私たちは今、誰の声を聞いているでしょうか?
- 人間の声(自分や他人)
- サタンの声
- 神の声
神の声だけを聞きましょう。
どんなに苦しい状況の中でも、 神の愛、神の赦しは不変です。
神の愛を信じ、苦難の中でももう一度立ち上がりましょう。