私たちが聞いている3つの声「嘘に騙されるな!」(ローマ8:33)

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私たちは3つの声を聞きます。

  1. 人間の声(自分や他人)
  2. サタンの声
  3. 神の声

誰の声を1番に聞くべきかと聞かれれば、多くの人が、直感的に神様の声と答えます。
しかし、人生の苦難や危機のとき、人の声とサタンの声は大きくなります。

「なぜ、神がいるのにこんなことが起こるのか?」

周りに人もあなたを訴えるかもしれません。
「あなたが〇〇をしたから、こんなことが起こったんだ」

サタンも、「神はお前を愛していないからだ」「お前が悪うことをしたから罰を受けているんだ」とどんどん訴えます。
「サタン」は、ヘブル語で 「敵対者、誘惑者」 を意味し、キリシャ語では「ディアポロス」といい、「訴える者」という意味です。

しかし、それらの訴える声は嘘です。
神様は、私たちを訴えておられません。

 聖書には、イエス様を信じるすべての人に適用できる神様の声が書かれています。 

①神の無罪宣告

だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。

聖書(ローマ8:33)

あなた自身であろうが、友達でも家族でも、サタンでも、訴えることはできないと言っているのです。
なぜなら神様が、「あなたに罪はない」と認めておられるからです。

罪の罰は十字架上で、キリストが受けられました。

②神の祈り

だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。

聖書(ローマ8:34)

十字架によって、私たちに対するすべての罪の責めは無効になりました。
しかも、イエス様は、私たちのために「とりなし」つまり、祈ってくださっています。

何を祈ってくれているのでしょうか?
私たちが、神の愛を信じ続けることができるように。
私たちが、訴える声に負けることがないように。
私たちが、これ以上、罪を犯し続けることがないように。

ローマ書を書いた伝道者パウロこそ多くの苦しみを経験しました。
病気や事故、経済的な危機、人間関係のトラブル、教会内の問題など、とにかくたくさんありました。
しかし、そんな絶望的な状況を通ったパウロは、そんな時でも神の私たちへの愛は絶対に変わらないといっているのです。

私たちは今、誰の声を聞いているでしょうか?

  1. 人間の声(自分や他人)
  2. サタンの声
  3. 神の声

神の声だけを聞きましょう。
どんなに苦しい状況の中でも、 神の愛、神の赦しは不変です。

神の愛を信じ、苦難の中でももう一度立ち上がりましょう。

今日の祈り 今日の祈り
神様、苦難の中で、人の声より、サタンの声より、神様の声だけを聞き、信じます。乗り越える力を与えてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。
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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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