【聖書の終末預言①】 コロナウイルスは終末のしるしか?

コロナウイルスは終末のしるしか?
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世界中で猛威をふるい、人類を終わりの見えない恐怖と不安に陥れている、新型コロナウイルス。
そんなコロナウイルスから、聖書は終末(世の終わり)について何と言っているのかお話しします。

このコロナウイルスを通して、暮らし方や価値観が大きく変わると言われています。ある人は、「BC(ビフォーコロナ)」「AC(アフターコロナ)」と題して、歴史の転換期であることを強調しています。これから変わることは間違いありません。

緊急事態宣言から始まり、リモートワークや、Zoomを使った会議、世界でも中国の動きなどを見ると、すでに私たちの生活や世界は変わってるって実感できますよね?問題は、新型コロナウイルスがいつ収束するのか、今のところそれは誰にも分からないということです。

最近は「コロナうつ」という言葉もよく耳にします。コロナに感染する前に、先にメンタルがやられてしまうくらい、私たちは不安を感じています。

でも、安心してください。

聖書は、終末(この世が終わる前に)起こることがちゃんと書かれており、それを知ることで、慌てずに準備することができます。

終末とは何か?

 終末とは、今、私たちたちが生きている世界に終わりが来るということです。 

終末をどのようにとらえるかには二通りあります。

①イエスキリストを信じるものにとっては、キリストが再び来られこの世を正しく治められる喜びの日です。

わたしを遣わされた方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしが一人も失うことなく、終わりの日によみがえらせることです。

聖書(ヨハネの福音書 6:39)

なぜ、喜びなのか?
この世は罪によって壊れているからです。

そして、人類が神を認めない限り、人間が人間をコントロールする社会がやってきます。現代を生きる私たちはこのことがよく理解できますね?AIやネットによる監視社会、マイクロチップや番号による管理社会、最近中国は特に、独裁色を強めて来ています。

人が人を支配しようとする方向に進んでおり、なんと、このことは2000年前に書かれた聖書にすでに書いています。

②イエスキリストを信じないものにとっては、神を認めないで生きてきた罪に対する神の裁きの時です。

あなたは、頑なで悔い改める心がないために、神の正しいさばきが現れる御怒りの日の怒りを、自分のために蓄えています。

聖書(ローマ人への手紙 2:5)

これは神を認めない人間にとっては不都合でしょう。しかし、私たちは神ではないのです。

私たちがAIとITを発展させ不老不死を目指したりする姿は、まるで神のようになろう!としたバベルの塔のような状態です。AIや科学の発展は素晴らしいことです。神様が人間に与えた素晴らしい賜物です。問題は、AIでも科学でもなく、人間が神のようになろうとどこかで勘違いしていることなのです。それを聖書は罪と言っています。

神様がその勘違いを終わらせる日が来ます。

じゃあ、なんで神様は今黙っているのか?

これも聖書に書いていますが、1人でも多くの人が、終末までに罪を認めて神様を信じるのを忍耐して待っておられるからです。

終末は本当に来るのか?

 必ず来ます。 

何千年も前から、聖書に何度も預言されているからです。

しかし、あなたがたは、必ず起こるこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈っていなさい。」

聖書(ルカ 21:36 )

もちろん、信じるか信じないかはあなた次第です。

今は終末か?

じゃあ、いつ来るのか?今は、世の終わりが近い終末なのか?

 いつ、来るのかは聖書に書いていません。 

ただし、その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。

聖書(マタイ 24:36)


むしろ、思いがけない時に来ると言っています。

ですから、目を覚ましていなさい。あなたがたの主が来られるのがいつの日なのか、あなたがたは知らないのですから。

聖書(マタイ24:42)

聖書で強調しているのは、「それがいつなのかを知ろうとする」のではなく、「終末がいつ来てもいいように今準備しなさい」ということだからです。

しかし、聖書は「私たちが慌てないように」ヒントをくれています。

それを「しるし」と言います。このしるしについては、また今後詳しくお話ししたいと思いますが、その一つになんと「疫病」があるのです。

大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい光景や天からの大きなしるしが現れます。 

聖書(ルカの福音書 21:11)


疫病とは、集団発生する伝染病・流行のこと。

例えば、日本で今まで流行した疫病は、天然痘(てんねんとう)・麻疹(はしか)・赤痢(せきり)・コレラ・インフルエンザ・ハンセン病・結核・梅毒(ばいどく)、そして、コロナウイルスです。

もちろん、世界で見ると、17世紀のスペイン風邪などがあります。こうやって見ると、疫病は歴史を通じて流行してきました。なので、コロナウイルスだけを見て、疫病=世の終わりと断言はできません。疫病で多くの人が死んだローマ帝国時代に生きていたら、「世の終わりだー!」と叫んでいたかもしれません。

事実、黙示録を読めば、世の終わりの患難時代はもっとひどい状況です。「じゃあ、まだ大丈夫なんだね!とも言い切れません。確実に世の終わりは近づいていると言えます。

その1番のコンパスは、イスラエルです。

イスラエルと終末の関係は機会があったら、取り上げたいと思いますが、聖書はイスラエルに対する預言がメインです。1948年に、イスラエルという国が復活した時から、聖書の眠っていた終末の預言が成就しています。

まとめ

1 終末とは何か?

 終末とは、今、私たちたちが生きている世界に終わりが来るということです。 
終末をどのようにとらえるかには二通りあります。

①イエスキリストを信じるものにとっては、キリストが再び来られこの世を正しく治められる喜びの日です。

②イエスキリストを信じないものにとっては、神を認めない生きてきた罪神の裁きの時です。

2 終末は本当に来るのか?

 必ず来ます。 

3 今は終末か?

 確実に世の終わりは近づいていると言えます。 
そのコンパスは、イスラエルです。

聖書をしっかり読んで、イスラエルに注目していきましょう。

読んでくださってありがとうございました!

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画像元:Pixabay, Unsplash

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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