【父親との関係⑧】養子の特権(エペソ1:5)

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皆さんは、養子にどのようなイメージがあるでしょうか?
実は、当時のローマでは養子縁組は珍しくなく、ポジティブなイメージがありました。

 聖書は、私たちはみな、神に養子として特別に選ばれた子であると言っています。 

神は、みこころの良しとするところにしたがって、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。

聖書(エペソ1:5

「ご自分の子」のギリシャ語の原語は「ヒュイオセシア」で、これは「養子として迎えられた子」を意味します。
神の養子には3つの特権があります。

① 愛による選び
今日の箇所に「愛をもってあらかじめ定めておられました」とあります。
養子には、必ず選びがあります。

生後6ヶ月のときに、養女としてもらわれてきたある女性は、
「父と母はその日、たくさんの赤ちゃんの中から誰でも好きな子どもを選べたのに、私を養女にしてくれた。ふたりは私の本当の親だ」と感謝しています。

神様は、他の人ではなく、あなたを選びました。
あなたを愛しているからです。

② 相続人となる
相続人とは、親の財産を子供として受け取ることができる特権です。
そのこともちゃんと聖書に書かれています。

子どもであるなら、相続人でもあります。

聖書(ローマ8:17前半

③ 実子となる
神様の養子縁組は、人間と違います。

しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。

聖書(ヨハネ1:12

ヨハネの福音書では「神の子どもとなる」とは霊的な意味で「新しく生まれるかわる」という意味があります。

どういうことかというと、神様の力によって、本当の子として生まれ変わり、実子として養子されるという意味です。
つまり、養子のように選ばれるけど、実際は神によって新しく生まれた本物の子になるということです。

実は、日本には普通養子縁組と、特別養子縁組の2種類があります。
普通養子は戸籍に「養子」「養女」と記されるのに対し、特別養子縁組の場合は実子と同様に記載されます。

神様の養子は、実子になる特別養子縁組とも言えますね。

私たちは、神様に、愛によって選ばれ、相続財産が与えられ、実子として扱われるのです。

これは何を意味するのでしょうか?

神様は、私たちをめちゃくちゃ愛しておられるということです。

今日の祈り 今日の祈り
神様、今日、私を愛してくださっていることがわかりました。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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この記事を書いた人

牧師。ライフコーチ。
1985年札幌で生まれる。小樽商科大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行で3年間勤務。関西聖書学院(KBI)で1年間聖書を学ぶ。CCC(Campus Crusade for Christ)短期宣教を通じて出会った、当時CCC専任スタッフのク・ソンリムと2012年に結婚。2013年から3年間ソウル・オリュン教会日本語礼拝部伝道師として仕えつつ、トーチ・トリニティ神学大学院英語コース修士課程(Torch Trinity Graduate University/Master of Divinity)を修める。2016年から3年間、母教会札幌キリスト福音館で牧師として仕えた後、2019年より、札幌ガーデンチャーチを開拓。

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